6月のテーマ 0才「なにかな」 1・2才「なんだろう」 3~5才「見つける」
聖書の言葉 「主はわたしたちを造られた」 詩編100編 3節
5月のテーマは「動き出す」でした。見事に自然界は動いています。
カモの夫婦も今年も千草の田んぼにやってきています。
キジもあちこちで鳴いて子育てを始めました。
園の付近ではコジュケイがしきりに鳴いています。
燕も昨年初めて玄関に作った巣に戻って来て、子育てをしています。
毎日のようにどんぐりの小さな子達も上を見上げて指をさして、燕の行き来を見ています。
どうやら巣の中には6羽のひなが育っています。
今年少し巣を大きくしていましたので、みんなちゃんと巣立つといいなーと思いながら眺めています。
去年のおひさまさんの女の子が「よかったねー、ずっと大きくなるのを見れるね~」と言いました。
燕のお母さんお父さん達の苦労は大変です。
夜は真っ暗になる少し前までご飯を運び、朝は白み始めたら、もうご飯を探しに行きます。
沢山巣の中で口を開けていても、ちゃんと口に入れる順番が分かっているとか・・・。
みんな同じように大きくなっていきます。私たちには本当に不思議な知恵です。
どんぐりの皆さんもお子さんを迎えに来られたら、一緒に玄関へ回って燕さんを見てみてください。可愛いですよ。
6月は「見つける」がテーマです。
草木が生い茂ったら、虫がいっぱい出て来て、鳥たちはおなかを満たして自然界は豊かになります。
昨日、おひさまさん達はしぜん学校へ遊びに行き「モリアオガエル」を見つけたようです。
その前の日は、卵がぶら下がっているのを見つけました。皆さんご存知ですか?「モリアオガエル」。
田んぼには「シュレーゲルアオガエル」がいます。どちらも同じ美しい緑ですが、メスは体長は7~8センチあって見事です。
田んぼの畔にはあの泡泡の卵をいくつも見つけることができます。
山の山荘の池にはやはりモリアオガエルの卵がいくつもぶら下がります。
その下にはアカハライモリがおたまじゃくしが落ちてくるのを口を開けて待っています。
あーそうそう、園の前の池にいる魚を捕まえるのが子ども達の中でワクワク。
トンボもたくさん飛び始め、部屋の中に入ってきたら追いかけられています。
小さなアマガエルはどんぐりさんでも捕まえることができますね。
そろそろ池のあたりや用水路で蛍が飛び始めるのではないかな~と楽しみにしています。
神様が私たちが幸せに生きられるようにと造ってくださった自然の中で、美しさに見とれ、
不思議に驚き、その中で生かされていることの喜びを「見つける」6月を過ごしましょう。