
森の風について
about us
刈り取った稲をお米としてみんなで頂くまでに
沢山の人の手が必要です。
今はコンバインで刈りとり、籾すりまで一気に機械でしてもらえますが
森の風では手を使います。
(但し、2反半のお米は手で全てできませんので、コンバインの力を借りました。)
昔懐かしい足踏み脱穀機、通し、唐箕。
「全部初めて見た道具!」とある方が言われました。
「手足を使うこと」がどんな力を養っていくのでしょうか。
家族で一緒に仕事をする機会が無くなっていく私達。
力を合わせないと出来ないことが私達の暮らしの中にはたくさんあります。
せめてこの幼児の時代、心に体に刻んでもらいたいのです。

むしろももう編める人がいなくなったですよねー
前に結束の仕方を教えてくれたおじいさんが「わら一本大事やでな」と。


通しでごみを取ったら、唐箕にかけます。

唐箕・・・風で選別されて、いいお米が出てくるのです。
すごい発明です!こんな風に道具は造られていくんですね~~

次の日は年中年少さんとおうちの方と一緒に
このお米を脱穀します。

足踏み脱穀機。大発明です。この脱穀は「ダイヤモンド」という字が右から書いてあります。最新式とも。

唐箕。これがやって来た時には感動でした。
この唐箕は昭和甘六年(26年)製造と書いてあります。
風を起こしてゴミと良いお米とゴミを分けるのです。
日本には17世紀後半にやって来たそうです。

足踏み脱穀機だとこんなにゴミが出てしまうのです。
通しにかけてお米を取り出します。

出来ましたよ!こんなに取れました。これでお米にした時には30㌔かな~。

籾摺りだけ電気を使います。

精米してきました!

そして、お泊り保育です。みんなで育てたお米を持って行きます。
ゆっくり相談をしながらお泊りの準備を進めていきます。

この梅干しもみんなで作りました!
明日は梅干しのおにぎりを持ってブナ清水まで行きます!

KODAK Digital Still Camera









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