年主題 ともにつむぎだす~希望の中で~
5月主題 0~2才「どれどれ」 3~5才「動き出す」
5月の聖書の言葉 「主よ、お話しください。僕は聞いております。」サムエル記上3:9
4月が終わりますね~。まだまだ落ち着きません。
居場所が変わるというのはみんな落ち着かないものですね。
自分の安心の場所をお引越しするのですから。
おそらさん達ももりさんの時、先生が特別に安心の場所だったのに、
その場所が新しいもりさんの場所になっている…とか。
それにも少しずつ慣れてきて、ゴールデンウィークが過ぎたら、本格的な園生活がそれぞれに始まります。
5月の月のテーマはどんぐりさんは「どれどれ」大空や大地さんは「動きだす」です。
子ども達は安心したら自分で動き出すんですね。誰でもそうです。小さな子ども達はなおさらです。
「主体性」とか「自ら学ぶ」とか小学生になると「アクティブラーニング」などという言葉が、
今、教育界で議論のキーワードになっています。
そもそも子ども達の内に「良く生きようとする力」や「自ら進もうとする力」が備わっています。
そもそも主体的なのです。
それはどんぐりさんの特に0才1才を見ていたら良く分かります。
そして私たちは「這えば立て、立てば歩めの親心」と昔から言いますが、
それを子ども達と一緒に本当に喜ぶことができます。
けれども、言葉が通じるようになると過度に子どもの行動を制限してみたり、
あらかじめ何をすべきか言ってみたりします。あるいは代わりに大人が手を出してみたり。
なかなか好い加減が難しいところですね。
今月の聖書の言葉は小さなサムエルという少年が神様の言葉を聞くように言われて
「主よ、お話しください。しもべは聞いております。」と言った場面です。
「聴く」「聴く」ということがコミュニケーションのできる私たちにとって、
とても大切であることは言うまでもありません。
その時、自分の中に静寂を持つことができると良いんですよね。
私たちが山を見て、花を見て、子ども達の姿を見て、自分を失ったように見とれてしまうとき自分の中は静寂です。
その時そこに真実なものを見ることができます。
神様の声は直接聞こえては来ませんが、子どもの中に生きとし生きる物の姿の中に神様の言葉が刻まれています。
自然界もむくむくと動き出す5月。楽しみましょう!