昨日、一昨日、最近の雨で水かさが増していました。
水の流れもいつもより急で少し大丈夫かな?と思いました。
スタッフの一言「気を付けて遊んで」。
小学生はすぐに向こう岸に渡り、川上へ行き流れ込みへ飛び込んで
その勢いで流れてくるのを楽しんで、繰り返しています。
年長の子たちは向こう岸の岩の上から飛び込むを繰り返し
年中は川の流れに逆らって、川上へ向かって水の勢いを感じながら歩くのが楽しいのです。
あるいは川の流れを楽しみながら、向こう岸まで歩いています。
年少は岸辺で砂の遊んで自分が安全と思える深さで楽しんでいます。
みんな自分の身体の力を分かりながら、試しながら、その体を使いながら遊んでいます。
ライフジャケットを付けたらそれができないのです。
「ライフジャケットが必要なところでは遊ばない」というのが私たちのやり方です。
子ども自身の身体の感覚を大切にしたいからです。
そして、よく見ていると
あ、今この子はこれを楽しんでいるなとか、今これに挑戦しているなとか、寒くなったから岸に上がったななど
子どもたちの心の動きが良く見えるのです。
これがもし、中流域だと川底の流れや向こう側が見えなくて本当に危険なのだと思います。
そのようなところへは子どもを連れて行きません。
子ども達は自分の能力が分かっていれば、危険なことをしない、というのも私たちの確信です。
川遊び=ライフジャケットという概念だけで保育を考えることに危険を感じます。
何か大切な事・・子ども自身の思いや感覚を見落としていないかな~と心配です。