どんぐりさん 0,1,2才の田んぼと田植え
もりさん・おそらさん 3~4才の田んぼと田植え
おひさまさん 5才の田んぼと田植え
現在、京都大学の名誉教授の鯨岡峻先生が長年研究テーマにしてこられたとの講演を聞きました。
「そう!その切り口!」とまた新鮮な空気が入って来たような嬉しさを感じました。
いろんな言い方がされています。「個の確立と他との協調」私は「縦軸と横軸」などと言ってきました。
とても分かりやすいです。「わたしは私」と「わたしは私達」
この葛藤の中で私たちは生きています。
「わたし」が強調される社会風潮が出てきたり、「わたしは私達」が強調される時代があったり。
振り子が降れるように、行ったり来たりを感じています。
そして、それが行き過ぎていたり…それは辛いものがあります。
森の風は「どちらも大切」を貫いていきたいと思います。
なぜなら「私たち」の中でこそ「わたしは私」を生きることが嬉しいはずなのです。
そのことを学びたいがために、
「農」を生きることに価値を見出しています。
「自然」の中を生きることに価値を見出しています。
「米作り」…これは「私達」であることに喜びを感じる場面です。
直播で育てようとした苗、初めはカモに食べられ、次はサルに食べられ、カラスにも食べられ…苦戦しましたが
ようやく田植えができてやれやれです。これからは鹿とイノシシと大雨に気を付けよう!
一年一年の子ども達の成長も感じることのできる瞬間でもあります。
「わたしは私」がしっかりしてくると「私達」が力を持ちます。